誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

陥没 を見て 

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去年11月、日本中を驚かせたJR博多駅前の陥没事故。実は、こうした大規模な陥没は世界中で起きている。現代の都市部で突然起こる陥没のメカニズムを探る。  2013年のある晩、アメリカ・フロリダ州タンパに住むジェレミー・ブッシュさんの自宅で、ものすごい轟音とともに弟の悲鳴が聞こえた。家族が弟の寝室に駆けつけるとドアの向こうに部屋は無く、大きな穴だけがあった。弟は見つからなかった。何の前触れもなく道路や家を吸い込み、人間を生き埋めにする巨大な陥没穴はどのように形成されるのか。事故現場の検証や再現CGによって、陥没の仕組みを科学的に解明する。

 

フロリダにある一軒の家が

30年以上建っていたが

部屋の一室が陥没にあった。

 

現場検証の結果、

6mもの穴ができていて

部屋にあった人の遺体は見つからなかった。

 

危険が及ぶため

隣接する家も

取り壊しになった。

 

陥没は特にフロリダに多い。

岩盤が脆弱で地下水があって

地層は石灰岩で

水に溶けやすい。

 

フロリダという場所は

数万年前には海面であって

それが長い年月が経つにつれ

陸地がむき出しになっていった。

 

地下空洞には、水があり

洞窟のダイバーに人気があるスポットである。

 

洞窟潜水は危険である。

地表に近いのもあり

陥没を誘発する。

 

フロリダは美しい湖がたくさんあって

チーズの穴だらけのように見える。

 

陥没が起きる前兆として

住宅にひび割れや傾きなどがあるが

ない場合もある。

 

生活用水を

地下水から水を持ってきているので

地下水が空気に入り、陥没しやすくなる

ということもある。

 

さらに、雨やハリケーンなどで 

地表に水が降ると

重みで陥没になる可能性が高くなる。

 

ある老夫婦は

老後をフロリダで

送りたくて住んだが、

陥没が多発しているところであった。

 

引っ越したくても

金銭的に引っ越せないので

陥没がいつ起きるか分からない

恐怖と隣り合わせである。

 

スペインのカタラユ。

イスラムのムーア人から

キリスト教徒が解放した街。

 

歴史的建造物があるが

ひび割れなども起きている。

 

1950年代、

陥没が原因で廃墟となった街。

スペインのピラトス。

農家のニュータウンであった。

 

塩の成分が多い地層なので

水に溶けやすい。

 

1970年代、

陥没が頻発し

住居に適さないと

政府が発表した。

 

しかし、今も穴がひろがり

道路近くまで広がっている。

 

新幹線の線路で

陥没が原因の歪みができると

大事故につながる。

 

地球全体の地表の2割が

石灰岩だと言われており

陥没しやすい。

 

ルイジアナ州。

湿地帯であり沼や川があり

自然豊かな地域。

 

金属のパイプラインがあり

石油ライン、ガスなどを通している。

 

そして陥没ができて

深さ117mまである。

 

地層が岩塩ドームで

それをパイプで採取していた。

 

フロリダでは

住宅の下に

土を注入して陥没を防ぐ。 

しかし、大規模な陥没が

起きる可能性がある。

 

小売店にも

洞窟の水がある。

 

土地の所有者なら

陥没調査はしたくない。

 

政府も 

税収を得られなくなるから

陥没調査をしたくない。

 

対応は住宅の所有者に任せている。

 

それなのにフロリダは

住む街として人気がある。

 

 

感想

日本でも福岡で大規模な陥没があった。

 

それは地下鉄工事が

原因だったとあったが

地層の問題ではなかったのだろうか。

 

東京に住んでいる身としては

今回の番組を見ていて

地層が原因だとあったので

東京は埋立地が多いので危ない気がする。

 

何万年も前に

東京付近は海面という可能性もある。

 

いつ陥没が起きるのかという恐怖心は

日本で言えば

いつ大地震がくるかわからない恐怖心と似ている。

 

しかし、

大地震はそんなに起きないが

フロリダでは

陥没は頻繁にありそうなので

恐怖心は高いかもしれない。