誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

新・週刊フジテレビ批評 クイズ番組の作り方 楽しみ方 を見て

www.fujitv.co.jp

 

クイズ王でクイズ作家の日高大介さん。

 

クイズ作家とは

テレビ、ネット、スマホアプリの

クイズを作る仕事。

 

多いときで

1週間で2000本を作ったことがあるという。

 

よく出るクイズ問題は10万本くらい

頭に入って入るが、汎用性があるものではない。

 

例えば時事問題の常識クイズなら

トランプは共和党、民主党どっちは?など

 

トランプの文字を並べ替えると

哲学者のプラトンになるとか。

 

スタジオセットの輪っかの色を見て

東京メトロの輪っかが何線という問題ができる。

 

写メを撮って考えることもあるという。

コンセントの左右の大きさが違う。

右が電気を通す、左が電気を流すもの。

 

クイズは正解が驚くことでないと、

おもしろくない。

 

正解のピンポン、ブーという

押すタイミングをズラしたり工夫している。

 

簡単な問題はすぐピンポンを押す。

重要な問題はわずかに時間を置いてから押す。

 

知識で答えられない問題が

いいクイズ問題。

 

択一問題は

その答えがないということ証明しないといけない。

間違っている選択でも、それが本当なのか。

 

クイズ番組は時代によってかわってきた。

1960年代:視聴者参加型

1980年代:タレントとエンタメ性が混じったもの

2000年代:おバカな回答を楽しむもの

2016年代:高学歴ブーム

 

これからはスマホで参加型のクイズが流行るというもの。

 

 

クイズ作家は

クイズを作るものと知ってはいたが

どうゆう考えかたでクイズを作っていたのか

興味深く見れた。

 

タレントが言った答えが合っているのか

間違っているのか

瞬時に判断するのは大変そうだと思っていたが

正解を押すタイミングまで

調整しているのは驚きであった。 

 

ただクイズを作るのが得意なだけでなくて

ディレクタータイプの人であるから

多くいるクイズ作家のなかで

一目置かれるのだと思った。