誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

ドリームホーム 99%を操る男たち を見て

 

主人公:ナッシュ

不動産ブローカー:カーバー

 

ナッシュが家を追い出され、

追い出した不動産ブローカーのカーバーの下で

働くことになり、お金を儲けをする。

 

搾取される側だったのが 

自分が搾取する側になっていく。

日本の情報商材ビジネスに近い。

 

不動産ブローカーのことや

アメリカの不動産システムがよくわからなかったが

空き家に人が住んでいることにして

政府からお金をもらったり

裁判所に不当な書類を出し

家を追い出したりしていると理解した。

 

最初に立ち退きをせまる仕事をやるとき

そのときのBGMがすごい切なくなってくる。

カメラや赤ちゃんや子供にズームする。

ナッシュは教会に行っていると告白しているので

より葛藤があったに違いない。

 

仕事をやるうちにお金がたまり家を取り戻す。

家を追い出した住民がやってきて

お金儲けしたことが家族にバレる。

 

新しい豪華な家を家族に見せても

妻は拒否反応であった。

 

 

最後のシーン、ナッシュがすべてを告白し

警官にまで知れ渡る。

そのとき不動産ブローカーのカーバーのセリフが

「礼をいう」だった。

 

実はカーバーも

この仕事を辞めたかったのかもしれない。