誤謬日記

祈れ、働け、学べ。

アメリカが世界一の経済大国である理由を考えた

最近、マーフィーの成功法則を読んでいる。

 

ジョセフ・マーフィーは

生まれはアイルランドだが

アメリカ合衆国で活躍した。

 

アメリカにはニューソートの思想が

広まっている。

 

ドナルド・トランプも影響を受けた

牧師のノーマン・ヴィンセント・ピールも

ニューソートである。

 

このニューソートの思想こそが

アメリカを世界一の経済大国にしたのだと

思えてきた。

 

ニューソートとは

積極的な考えをし

成功した自分をイメージすれば

願いが叶うというものである。

 

しかも、それを言っているのが

実業家でも講演家でもなく

牧師というのがカギである。

 

牧師は神について語る。

 

神があなたを幸せにし豊かにし

素晴らしい生活を与えてくださり

その神は自分の中にいるといわれれば

勇気が湧きポジティブになれる。

 

ヨーロッパの牧師や神父が

経済的豊かさを説教するイメージがない。

 

日本でもニューソートの発展の土壌があるので

経済大国になったともいえる。

 

中村天風、稲盛和夫、渡部昇一、船井幸雄など

彼らもニューソート系だと言ってよいと思う。

 

このニューソートの考えこそ

資本主義社会という現代社会に適応できる

宗教だと思えてならないのである。

 

この積極的な考えが重要だと理解している

ドナルド・トランプがアメリカ大統領になったいま

アメリカは本当に偉大な国になっていく可能性が出てきた。

と思えてきたのである。

 

 

 

激動の世界をゆく「巨龍 中国の“素顔”を探して」 を見て

中国政府は今、首都・北京の大規模な再開発を推し進め、ハイテク産業などが急成長。さらに来年までに貧困人口をゼロにするという目標を掲げ、農村部の雇用創出や生活環境の改善に乗り出している。一方で、政府による言論統制や監視が強まる中、人々は何を思い、どう生きようとしているのか。取材や留学などで何度も中国を訪れてきた鎌倉千秋キャスターと関則夫・NHK中国総局長が、人々の声に耳を傾け、現代中国の“素顔”を探る

 

豊かさと規制。

 

豊かさと民主主義なら

豊かさが勝る。

 

自分が中国に生まれていて

若者だったら

政府による言論統制は別に気にならないかもしれない。

 

政府批判しなければ

結構自由な感じもする。

 

さらに中国政府は

挑戦する若者を応援している。

 

習近平は農村出身なので

農村の貧困についても考えている。

 

政治家が

貧困を自分ごととして

対策をしてくれるのは救いである。

 

しかし、そうした中国政府擁護の考えも

生活が豊かになっていればの話である。

 

いまの日本が言論統制しても

生活が豊かになっていないので

アウトなのだろう。

 

自由なくして豊かあり。

 

アラブの春によって

自由を求めて豊かでなくなり

破綻した国もある。

 

中国は

アラブの春を警戒しているのかもしれないし

中国国民を受け入れているのならそれでいい。

 

日本の記者が

違和感を感じていても

それはエゴの押し付けなような気もするし

正解がない事柄である。

 

 

 

最近、神学に対する興味が薄れてきた。

神学書を読む気がなくなってきている。

 

別に仕事は神学者でもないし、

そういう関連の仕事をしていないので

構わない話ではあるが、

趣味のモチベーションが下がってくるのは

なかなかである。

 

今まで積み上げてきたものは

一体なんだったのかという気持ちに近いかもしれない。

 

神学に対する興味が薄れた原因は

なんとなく自分ではわかっている。

 

きっと軽く悟ってしまったのかもしれない。

 

結局のところ

どんなに勉強しても

「悪口を慎むこと」

「他者を自分のように愛すること」

そのようなことしかできないということ。

 

隣人愛という思想がユダヤ教にあり、

ユダヤ教の徳という部分は

人間主義のギリシャ哲学から発生しているということを

知ったとしても

隣人愛を実践できなけば

なんの価値もないのである。

 

言葉を聞いて実践しないものは

虚しいの一言につきる。

 

さらに

本棚に神学書があるのが

ちょっと居心地が悪い感じになってきている。

 

少し前までは

18歳で大学を選ぶとしたら

神学部にいって神学者になろうかと

脳裏をよぎっていたのに

飽きっぽい性格がここでも出たのかもしれない。

 

学者の人は

専門分野に対して

モチベーションが下がったり

飽きたりしないのだろうか。

 

仕事なので飽きても

やり続けるということだと思うと

学者の仕事も一般の仕事も同じで

仕事は平等だと思えてくる。

 

学者は好きなことを仕事にして

羨ましいという気持ちもあったが

それが仕事になると

必ずモチベ問題が発生する。

 

飽きてもやり続けた先に

見えないものが見えるような気もするが

今はそんな気も起きないのである。 

 

今ハマっているものは

腕時計をyoutubeで見て

勉強することである。

 

 

 

深井智朗さんの捏造について

www3.nhk.or.jp

 

ツイッターではなんとなく耳に入っていたが

とうとうNHKニュースで報じられ

ことの内容がわかった。

 

著書に捏造があったということである。

 

日本にとって神学とは

超マイナーな分野であり

研究者も少ないことであることで

捏造の発見も遅れたように思える。

 

深井さんが書いた

「プロテスタンティズム」が

さまざまな賞を受賞され

注目を浴びたのが

今回の発見につながったのかもしれない。

 

そういえば

教文館でやった宗教改革のイベントが本になったが

深井智朗さんと連絡が取れないと書いてあったので

そのときから問題を抱えていたのかもしれない。

 

捏造箇所は

カール・レーフラーという人物が存在しないにもかかわらず

存在したことして彼の論文を引用した形で書いたという

想像力の極みのようなものであるが

学術的にはやってはいけないことである。

 

しかし、神学とは

普通の学問と違うのではないかと思っている。

 

神学者は想像力を働かせることによって

聖書の解釈を大胆に捉え

自分の考えを作っていく

その傾向がものすごく高いような気がしている。

 

例えばパウロという神学者は存在するのかという問い。

 

パウロはキリストの信仰を持ったユダヤ教徒であるが

そのまま神学者と言っていいのかどうかもわからない。

 

優秀な神学者であればあるほど

想像でものを書いてしまうのかもしれない。

 

そもそも聖書そのものが

想像で書いたものであるので

深井氏のやったことを一概に断罪して

許しということを拒否していいのかも

わからない状態である。

 

深井氏の本は読んだことがあるが

わかりやすく親しみやすかったので

残念で仕方がない。

 

www.basyanuko.com

 

 

 

Nスぺ AIに聞いてみた どうすんのよ!?ニッポン 第4回 超未婚社会 を見て

www.nhk.or.jp

 

マツコ・デラックスと有働由美子の強力タッグと、NHKが独自に開発した人工知能 「AIひろし」がぶつかり合い、日本が直面する課題の解決策を探るシリーズ、「AIに聞いてみた」。第4回のテーマは「超未婚社会」。恋も結婚も個人の自由・・・ですが、日本の大きな課題「少子化」に直結する問題でもあります。 いま日本の婚姻率は過去最低を記録。男性の4人に1人、女性の7人に1人は生涯独身という、“超未婚社会”ともいうべき状況。少子化の原因の9割が婚姻率の低下にあるという研究も発表されています。 しかし、どうしてこれだけ未婚社会になったのかは、実は研究者も全貌がつかめていない大きな謎。これまでは男性の収入の不安定化や女性の社会進出、保育所問題などが原因とされることが多かったのですが、AIはいままでの常識とは異なる意外な要素を導き出してきました。それは「健康と結婚の関係」、「家電量販店と交際相手」・・・などなど、一見全く関係のないと思われるものたちの「つながり」。こうした意外なAIの解析結果をもとに、独身のマツコと有働が結婚について大激論。専門家たちと平成最大の難問の解決策を探ります。

 

人工知能によって

意外な関係性が新しく発見できるのは

とてもおもしろい。

 

人間ではとても思いつかない

 関係性が見れる。

 

AIが不健康だと結婚するという説を出したが

考えてみると

危機感があると結婚するという意味ともとれる。

 

いまの日本人には危機感が

足りないということかもしれない。

 

家電量販店に行くと

未来生活を想像し

異性と付き合いやすくなる。

 

ファッションも大事。

 

これは成功者になるにはとか

幸せな人はこういった関係性があるとかも

調べられると思う。

 

人工知能は関係性を的確にできる

システムである。

 

タクシー会社のAIでは

気温、場所、イベントなどの関係性から

乗りたい乗客を割り当てだす。

 

人間がアルゴリズムで動いているなら

その関係性のもとを変えれば

人が変わり

社会も変わるということなのではないか。

 

 

Nスぺ イチロー 最後の闘い を見て 

www6.nhk.or.jp

 

3月21日、東京ドームでのMLB開幕シリーズを最後に、現役引退を決めたイチロー。その決断までの半年間、NHKだけに独占密着取材を許した。取材の中で見えてきたのは、大胆にバッティングフォームを改造するなど、最後まで挑戦を続ける求道者としての姿だった。前人未踏の10年連続200本安打やメジャー通算3000本安打など、数々の偉業を成し遂げてきたイチローだが、その実績以上に、常に理想を追求し、努力を積み上げていく“生き様”に、多くの人々は共感してきた。今回カメラは、神戸の自主トレ、アリゾナキャンプ、東京での開幕戦まで密着。そしてシアトルの自宅で、イチローは胸に秘めた覚悟を語った。稀代のアスリートの最後の挑戦の日々を描く。

 

イチローの言葉

「懸命に生きているです」

 

様々な大記録を打ち立てた

世界最高峰の大リーガーである

イチローは成功者である。

 

しかし、番組を見て思ったのは

結果を出そうと必死にもがく姿である。

 

あの世界的なイチローがもがき

引退前まで一生懸命バッティングフォームを見直し

マリナーズに残ろうとする姿。

 

数年前から

第一線で活躍する選手ではなくなったが

イチローが登場すれば

プレーを見たくなる選手であった。

 

イチローは結果がすごいのだが

長嶋茂雄的な観客に見せるプレーもできる

いわば長嶋さんと王さんを足したような

選手かもしれない。

 

愛犬、一弓のよぼよぼの姿と

イチローの姿がリンクしていた。

 

あの一弓が懸命に生きようとしているなか

イチローも懸命に生きようとしている。

 

引退した場所が

日本の東京ドームというのも

因果関係を感じるし

イチメーターのエイミーさんも来ていた。

 

第二回のWBSの決勝打のとき

安打記録更新したときの

ジョージ・シスラーの家族がいたときとか

イチローには

なにかそういうものを引き寄せる力があるのだと思う。

 

 

 

新年号が令和と決まったときのこと

その日は、夜勤のため寝ていたが

不思議と午前7時に起きて

テレビをつけて発表を待っていた。

 

令和と聞いたとき

意外性があったが、

かっこいいなという印象を受けた。

 

元号発表に関して

日本国民のほとんどが気になり

その元号発表のゲームに参加している。

 

やはり日本人は祭りが好きで

国民の統一性のすごさを目のあたりにした感じがした。

 

元号なんて不便だから

やめてしまえばいいと言っているのは

ホリエモンぐらいしか見当たらない。

 

令和元年、令和1年、令和10年。

 

そういったことで

出来事が記録されていくよりも

2025年、2030年というふうに

西暦で出来事は記録されていくのだと思う。

 

しかし、あえて元号を使うことで

西洋文化、世界基準とは一線をかくすことが

日本の魅力であるともいえる。

 

猪瀬直樹さんが言うには

元号が使われていなくなっているのは

天皇の影響力が小さくなっていることらしい。

 

でも、そんなこともないような気がする。

天皇の重要性は年々増している気がする。

 

世界基準、世界がみなアメリカ的なものに

統一されていき、

自国のアイデンティティが薄くなっているなか

天皇は日本人にとって

なくてはならない大事なアイデンティティであることは

間違いがない。

 

元号を使っているのは

日本と台湾と北朝鮮の3か国しかないと聞いた。

 

元号はもともと中国が発祥だが、

隣国する国々がいまも継承しているのである。

 

この3か国は

やはり世界とは一線をかくしている。

 

台湾は中国の一部でないと自己を確立しているし

北朝鮮も世界基準ではない。

 

日本も同じようなものかもしれない。